コーヒーの袋に短く書かれた「ブルーベリー、ダークチョコレート、黒糖」のような記述で、そのカップに何が見つかるはずかを伝えるものです。ロースターがそのロットをカッピングして書きます。これは 予測 であって保証ではありませんし、味のメニューというより、味を語るための足場として読むほうがうまくいきます。
Specialty Coffee Association は Coffee Taster's Flavor Wheel を公開していて、認められた語彙を整理しています。フルーツ、フローラル、スイート、ナッツ/ココア、スパイス、ロースト、サワー/発酵、グリーン/植物。プロのノートの多くは、このホイールから言葉を選びます。
ノートを正直に読む
「ブルーベリー、ミルクチョコレート、バニラ」と書かれた袋は、ブルーベリーのミルクシェイクの味がするという意味ではありません。支配的な果実の香りがブルーベリーに似ていて、ボディと甘さがカカオと乳製品の方向で、余韻にバニラらしさがある、という意味です。あなたが飲んでいるのは コーヒー で、ノートは家族的な似姿であって、味の濃縮物ではありません。
事実に根ざしたノートもあります。リン酸の高いケニアは、まず確実にカシスとして立ち上がります。願望が入ったノートもあります。かすかな果実でも、いちばん大きな言葉を選んでしまうロースターがいるのです。どのロースターのノートが信用できるかを知る方法は ひとつ しかありません。淹れて、飲むことです。
そのノートが感じ取れないとき
やれることは三つ。淹れ方を変える。 抽出不足のカップは、記述の大半が住んでいる甘い中盤を隠します。もっと新しい袋を試す。 豆が古びると、まず香りが黙ります。自分の舌を信じる。 あなたの知覚がそのカップの事実で、ノートは誰かひとりの予測です。袋にピーチと書いてあってもキャラメルとチョコレートを感じたなら、そのカップはキャラメルとチョコレートです。