DragonFly SA62 Saddle Dripper は、デザイナー石大宇(Jeff Dayu Shi)が創設した DragonFly Design Centre(清庭設計)の、ニューボーンチャイナ製の円すいドリッパーです。CT62 の後継で、DragonFly が2026年の年明けに午年の限定版として発売し、2026年9月に Equal Coffee が日本に導入しました。CT62 と同じく壁の角度は62°。1〜2杯用の01サイズで、V60 01 などの01円すいペーパーが使えます。ホルダーは付属しません。
内側には上から下へ12本のロンググルーブが走り、そこから枝分かれする8本の湾曲したショートグルーブがあります。DragonFly はこの構造を「Coral Groove」と呼び、ショートグルーブが流速を高めると説明しています。外側には唐三彩の鞍をモチーフにしたレリーフがあり、2026年の午年にちなんだデザインです。
単体では流れの速い透過式ドリッパーです。別売の DragonFly Conical Transit Base(つまみで排出口を閉じて湯をため、開けて落とすベース)に載せると、浸漬と透過のハイブリッドになります。Tri-Spin 用のフラットなベースは使えません。Equal Coffee はこの速さを、急ぐためではなく余白として捉えています。細かく挽く、注ぐ回数を増やす、撹拌する、最初の30秒だけ閉じて浸漬する、といった工夫をしても抽出時間が延びすぎません。