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基本

抽出器具のファミリー

レベル 入門 目安 4min

抽出器具は、お湯と豆の出会い方によって3つのファミリーに分かれます。それぞれに性格があります。自分の器具がどのファミリーに属するかを知ると、どんなカップを期待してよいか — そして、起こしやすいミスは何か — が見えてきます。

ペーパー (V60、Chemex、Kalita)

お湯がペーパーを通り、油分と微粉が紙にとどまります。カップはクリアで、ボディは軽く、ディテールが立ちます。これがスペシャルティコーヒーの基本フォーマットで、サードウェーブの焙煎所はここで仕上げることを前提に豆を作っています。

代償:許容範囲が狭い。注ぎ方、挽き目、タイミング — どれも同じくらい効きます。ミスはそのままカップに出ます。

浸漬 (フレンチプレス、Clever)

すべての粒子が、抽出時間まるごとお湯に浸かります。流速を当てる必要はなく、チャネリングを気にする必要もありません。カップはより重く、テクスチャがあり、油分と微粉が残ります。

代償:クリアさが落ちます。原産地のニュアンスはボディの中で見えにくくなります。ただ、疲れた朝には浸漬が全部を許してくれます。

加圧 (AeroPress、モカ、エスプレッソ)

圧力で数秒のうちにお湯を層に通します。芳香のインパクトが強く、ボディは凝縮し、エスプレッソやモカ系ドリンクの土台になります。AeroPressは挽き目と押し方によってペーパーと加圧の中間に位置します。

代償:小ロット。多くの加圧器具は1〜2杯ずつで、細挽きが必要です。

あえて選ぶ

すべてのファミリーを揃える必要はありません。よく理解しているものが一つあれば十分です。自分が実際にコーヒーをどう飲むか — 一人か、誰かと、急ぐか、ゆっくりか、カップかポットか — に合うファミリーを選び、その器具のミスを学んでいきましょう。

実際に淹れてみる

これを実践に移せるレシピ。