ハンドドリップはどれも、毎回同じ順番で並んだ4つの局面でできています。それぞれの局面が何をしているかがわかると、レシピをなぞっている状態から、目の前で起きていることを読んでいる状態に変わります。
4つの局面
蒸らし(0:00〜0:45)。ガス抜き です。少量を注ぎ、待ちます。
第1投(0:45〜1:30)。土台づくり。全湯量のおよそ60%がここに入ります。溶け出す風味の大半はこの局面で出てきます。
第2投(1:30〜2:30)。目標重量までの継ぎ足し。ここは穏やかに注ぎます。終盤に粉床をかき混ぜると落ちきりが止まります。
落ちきり(2:30〜3:30)。あとは重力の仕事です。もう注ぎません。粉床に残った湯が抜けていきます。1杯どりのレシピの多くはこのあたりで終わります。
落ちきりを読む
終わっているはずの時刻になっても、あと30秒かかりそうなら、挽き目が細かすぎました。
15秒早く落ちきったなら、粗すぎました。
抽出の途中で直す必要はありません。カップを味わい、グラインダーを1段動かし、覚えておく。それだけです。